こんにちわ!
少し前、大切な友人から「なんだかしんどくて」と相談を受けました。
聞くと
なんでもっと早よ言うてこーへんかったん??
と言うてしまうほど、切迫した状況。
その時の彼女は「一度、離れたい。」という願いを持っていました。
一時別居を思い立ったらどう道をつくるのか。
彼女と一緒に考えました。
今彼女は無事、一時別居中です。
日々安心して自分の想いを書き出したり、冷静に今後を考えたりしています。
今回のテーマは、そんな「一時別居」に向けた心の準備と住まいについてです。
お話するのは、いつもの大阪の離婚カウンセラーOおばちゃん。
一時別居を確実に実現し、安心できる毎日を送るためにぜひ参考にしてください。
自分へのプレゼントは一時別居だった
最初に、前の復習を少ししておきます。
未来予想図②までは、まず自由に(実現可能性を考慮せず!)未来への想いを描いてみる。
描いてみたら、見えてくるゴールを改めて見つめ、目的地の設定をする。
その目的地は、自分へのプレゼントになるようなものにする。
※ガマンや体裁など一切ナシ!
※ただただ、自分のためだけに♡
ここまでが、前回の復習です。
そして。
あなたの選んだゴールは一時別居。
「とにかく一度、離れたい」とのこと。
まずこの気持ちをしっかり受け止めることが大切です。
自分の気持ちをガッチリ受け止める!
再度、あなた自身の気持ちをガッチリ受け止めてみます。
「ああ。私は、とにかく一度離れたいのだ」という気持ちを。
なぜなら、離れようとするときに必ず訪れるであろう抵抗や変化があったとき、揺らいでしまうためです。
例えば以下のようなケース
【別居のニオイを夫が嗅ぎつけて実行できないAさんのケース】
夫婦関係がしんどい。
ガマンもした。努力もした。それでもしんどい。
「ああ。離れたい」
気持ちがドンドン積もって、未来予想図が出来上がる。
「よし。やはり一度離れたい。一時別居に向けて動こう」
そう決断出来ると少しスッキリしてきた!
よしやるぞ!
・・・・・・
何か夫が嗅ぎつけたみたい。
態度が変わった。
こないだまで、すぐヒドイこと言ってきてたのに、同じ状況でも言ってこない。
うーん。。
ここで出ていくと私がワルモノみたいになっちゃう。。。
出ていくって切り出しにくい。。。
自分の気持ちもわからなくなってきた。
それでもモヤモヤするんだけどなあ。。
・・・・・・
このケースの場合、Aさんの一時別居は一旦お預けになってしまう可能性大です。
なぜなら、雰囲気の変化でAさんの気持ちがブレてしまい、言い出せない空気にくるまれてしまったからです。
「一旦お預け」と言った理由は以下の3つ
- 夫はAさんが去ってしまう気配を感じたから一時的に変化しただけ
- 何も話し合っていないし、向き合っても居ない
- 夫は問題の本質を何一つ理解していない
つまり、夫はAさんがなぜ出ていきたいと思ったのかはわかっていません。
問題は何一つ解決したわけではないのです。
そのため、時間が経つと元通りに戻ります。
「あ。もう出ていかなさそうだな。居てくれそうだな。」と思ったとたん、いつもの夫に。
Aさんもまた、「離れたい」と思うようになります。
夫の雰囲気の変化の中でAさんがモヤモヤするのだとしたら。。。
その期間はもったいないと思いませんか?
「絶対、一度離れる!」その想い、しかと受け止めてください。
一時別居に理由はいらない
自分の気持ちを受け止める際に、「なぜ、離れたいんだろう?」と考える必要はありません。
なぜなら、離れたい気持ちは抑えられないかつ、理屈じゃないからです。
≪夫と本当に離婚したいのか・そうでないのか≫は一時別居してから冷静に考えられること。
今は、それすら出来ないから一旦離れたいと感じるのです。
もちろん、罪悪感もいらない
一旦離れたい、という気持ちは、軽いようでいて本質の問題が重い場合も多々あります。
なぜなら、自分の本当の想いを見ることに、罪悪感を抱いている女性も多いからです。
「たぶん、私が悪いんだ。」
「それでも、耐えられない。一度でいいから、離れて考えたい。」
一時別居を望むのに、罪悪感はいりません。
とにかく一度、離れることに全エネルギーを注ぎましょう。
未来予想図③家を出て、どこへ住むのか
一時別居に向けて一番重要なのは、住まいの確保です。
未来予想図を描く上で、道筋に大きな影響を与えます。
- 行き場がある・ない
- 行き場について相談出来る人がいる・いない
まずここを冷静に考えてみます。
行き場がある場合
行き場がある場合は、例えば実家に一時住める、兄弟や友人宅に一時避難出来そうなどです。
相談出来そうなら、行きたい場所の人に早めに相談するのがベスト。
相談出来そうなら。というのは
- 今すぐ相談すると、相手が混乱しそう
- 明日にでもおいでとなって、相手の心配度がすごく高くなりそう
といった場合には、準備を整えてから連絡する方が良いこともあります。
行き場がないけど相談はできる
次に、行き場はない(どこにも住める状態の場所はない)が、相談には乗ってもらえそうな場合。
例えば、
- 実家は2世帯同居しているから、そこには住めないけど、話は聞いてもらえる
- 職場の同僚が一人暮らししてて、そこには住めないけど、住まい探しのことが聞けそう
と「話せそうな人」がパッと思い浮かぶときは、早めに話してみるのがオススメです。
なぜなら、住まい探しは手間がかかることも多く、早めに動きだす方がよいからです。
信頼できる人の的確なアドバイスで、住まいが早く決まることも多いです。
中には、「そこには住めない」のは思い込みで、「とにかくうちに来たらいいよ」と行き場が定まることも。
行き場も相談できる人もいない
行き場も相談できる人もいない場合は、住みたい場所の候補を出して、別居の費用をリサーチします。
例えば、別居期間が長引きそうだと感じたら、
- マンションを借りるにはいくら位必要か
- どのあたりが、いくら位か
- 費用の安い公営住宅に入れそうかどうか
をリサーチする必要があります。
別居期間を短期とするなら、ホテルに一時避難する手もあるので、その費用。
もし、DV被害に遭っている可能性があれば、避難場所(シェルター)の利用が検討できます。
DVかなと感じたら、近くの福祉事務所や市区町村に、いち早く相談することがおすすめです。
別居後の生活をイメージしながら、行き場と費用をリサーチしましょう。
そこでもし壁にぶつかったら、離婚カウンセラーや弁護士、市区町村など相談窓口の利用も検討します。
未来を引き寄せよう!
未来予想図のゴールが一時別居なら、その気持ちをしっかり持てば、未来はきっと拓けてきます!
貴女の想いを受けて、未来が動き始めるのです。
今回は、一時別居をゴールとしたときの気持ちの持ち方と、一番重要な住まいの確保についてお話しました。
今日も、このことばをお伝えして、締めくくります。
上を向いて大好きな自分を生きていこうや。
あなたはあなた自身を幸せにしてあげなあかん!
世界で一番大切なあなたを。