こんにちは。今朝、緑地を歩いて自然の美しさにうっとりした、Oおばちゃんです。
そのあと作った、ハムエッグトーストは最高の味でした。
それはさておき。
「離婚したい」と思うとき、目がランラン朝日サンサンという人はあまりいません。
大抵の場合は疲れていらっしゃいます。
中にはヘトヘトな人もいます。
そこで「離婚すれば解放されるんじゃないか」となるわけです。
しかしそれよりも先に、あなた自身の疲れに気持ちを向けてあげると、思わぬ明るい方向が見えてくるかもしれません。
今日はそんなお話をします。
家庭内における女性の「役割」とは
現代では、生まれてから最終学歴卒業までは比較的「男女平等」で扱われることが多くなってきました。
Oおばちゃんが小さいときでも、あまり「男の子だから」「女の子だから」とはもう言ってなかったと思います。
今はなおさらで、「○○くん」という呼び名もなくなり男も女も「○○さん」だそうです。
でもそれは、悲しいことに学生の間まで。
就職・生活・結婚となると、途端に性による分断がニョキニョキと顔を出します。
結婚すると家庭を持ちますが、そこでも女性特有の役割が発生するのです。
代表格が、「妻」と「母」。
この役割が果たす中身が家庭によって幅がありすぎるために、あなただけの苦しみが出てきてしまうわけです。
役割からくる苦しみには、どんなものがあるでしょうか。
まずは「妻」から見ていきます。
1:妻としての役割からくる疲れ・ストレス
妻としての役割。
実はOおばちゃんは、昔これがよくわかっていませんでした。
男女平等で育ち、仕事先も男女平等、結婚後も仕事を続けたからです。
「結婚しても、半分こで色々やるだけ」だと思っていました。
もちろん、そのような家庭もたくさんあります。
さらに言うと、夫がそのように完全に理解出来ている家庭においては、妻としての役割からくる疲れはゼロに近いと言えるでしょう。
しかし実際には「妻」としての役割が存在する家庭が多いのが現状です。
言い換えると、「夫が妻に対し、何かの役割を期待している家庭が多い」ということかもしれません。
たとえば
- 仕事から疲れて帰ったらニッコリと出迎えて欲しい
- 夫の食の好みを理解して、調理して出してほしい
- 「電池どこ?」と聞けばすぐに渡してほしい
など、あげだすとキリがないほど。
しかもこれを夫は口に出して頼んでこないのです。
無言のまま、期待の空気を出され汲み取った妻が役割として応じてあげている場合がほとんどと言ってよいでしょう。
あなたが夫を大好きで尊敬しているうちは、喜んでこの役割を演じられます。
しかし夫に対し疑問がわいたとき、この無言で与えられる大量の役割に猛烈な疲れとストレスがかかってくるのです。
なぜ私が、こんなことをしてあげなくちゃならないの?
と、感じ出したら止まりません。
それは、離婚がどうのこうのというよりも、妻としての役割に疲れ果ててしまっているのです。
2:母としての役割からくる疲れ・ストレス
結婚当初は二人ラブラブで楽しかったのに、出産後からがめちゃくちゃ大変でキツイ。
もしそのような記憶や感触があれば、それは母としての役割から来ています。
今やっと、父親の育休について議論が活発になり父親の育児参加が促されるようにはなってきました。
それでもまだまだ、子育てにおいては母親が果たす役割の比重が高いままです。
Oおばちゃんは何度も、「子どもも0歳やけど、ママも母としては0歳やねんで」と思い、悩みながらやってきました。
世界中に母親がうじゃうじゃいるため、「母」としての仕事は誰でも今すぐ出来るように勘違いされています。
確かに原始時代であれば、本能のままに育てられたかもしれません。
しかし情報が溢れる現代において、しっかり子育てをしようと思うと、頑張るママほど疲れてしまうのです。
そこへ、夫の深い理解と協力が得られない場合、疲れとストレスは一気に上昇してしまいます。
あなたが子どもにてんやわんやしている横で、夫はスマホ片手にゴロゴロ昼寝、これでは本気で腹が立って当然です。
二人だけならうまくいくのに、子どもとなるとキツイ。
そんな場合は、母としての役割からストレスが来ています。
まずは、役割から自由になる時間を作ろう
離婚を考えている最中に、なかなかリラックスはできませんよね。
少し立ち止まって、自分がどんな役割の中で疲れとストレスを感じているのかを感じてみる。
「ああ、妻としての役割が、しんどかったんだ」
「母を頑張るのも、案外疲れるんだよね」
と、あなた自身を少しでも理解してあげられたなら。
どんなに忙しくとも、「役割から自由になる時間」を30分作ってみてください。
これは、離婚する・しないに関わらず、あなたがあなたらしく生きるために必須の時間です。
クライアントさんに理解してもらえた結果、ある人は子どもが寝てから美顔器で顔をケアする時間を作りました。
そしたら、お肌が生き返るのと時を同じくしてその人自身も生き返ったように感じたのです。
まずは役割からあなた自身を解き放ってあげる時間を作る。
そこから、離婚へ向けて再度考えを巡らせても決して遅くはありません。
あなたの大切な時間を、守ってあげることをおすすめします。